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ガスの「量」の単位:STPDとBTPS「標準状態」

STPDとBTPSの変換係数

STPDとBTPS:

STPD: standard temperature and pressure, dry

BTPS: body temperature and pressure, saturated

STPD は化学でいう「標準状態」(標準温度0℃+標準気圧1気圧)、ガスは乾燥状態。「ガス1モルは『標準状態』で22.4ml」というのからわかる通り、STPDはガスのモル数乃至分子数にあたる。

酸素消費率や二酸化炭素産生率などはこれで表現するルールである。

BTPS:こちらは温度は体温で、水蒸気飽和の状態で扱う。実際の「体内での容積」や「呼出されるガス量」などの表現に使う。

例:肺気量とその分画(全肺気量、肺活量、機能的残気量など)

換気量(一回換気量、分時換気量、肺胞換気量など)

は、BTPSで表現するルールである。

変換係数:体温37℃では、273/310×713/760=0.826である。

(713は、1気圧760mmHgから飽和水蒸気圧47を差し引いた数値)

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