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ウッド:実用的オキシメーターの完成Wood

ウッド E.H.Wood(1912-). 生理学者。メイヨクリニックを中心に活動。1950年前後からミリカンのオキシメーターを種々の面で改良して実用化。人間の遠心回転実験や、初期の先天性心疾患手術などにも応用された。耳朶を風船で圧迫して、「血液量ゼロ」として校正する方法(すでに報告されていた)を採用して、精度を上げている。また2波長を使用しているので、酸素飽和度の絶対値が得られるのも特徴で、大きな進歩である。From: AstrupP, Severinghaus JW. History of Blood Gases, Acid and Bases. Munksgaard, Copenhagen. 1986.

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