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ゲーリケ:半球の実験

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ゲーリケ:Otto von Guericke(1602-1686) ゲーリケは気体物理学を大きく前進させたとして高く評価される。「マグデブルグの半球の実験」を1654年に神聖ローマ帝国皇帝の前で行ったことで有名。「気圧」をしっかりと理解していたのだろう。

半球の実験は「馬、16頭に引っ張らせた」と書いてある。1672年に出版した本の絵、この球体は馬のお尻位もある(上の図)。この金属球をつくる技術と脱気する技術もたいしたもの。ゲーリケは、自分の実験に必要な真空ポンプも自分で開発している。From: Astrup P, Severinghaus JW. History of Blood Gases, Acid and Bases. Munksgaard, Copenhagen. 1986.

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