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アデアAdair GS

(Adair GS:1896-1979)
20世紀前半に活躍したイギリスの生理学者、生化学者。ヘモグロビンの分子量が67000程度のことを浸透圧解析から求めて、それまで16000前後とされていた議論に決着をつけた。同時に、ヘモグロビン1分子が酸素4分子と結合し、その際に酸素分子が一つずつ結合するという4段階結合説を提唱して、現在も定説となっている。4段階結合説を提唱した下記の論文は、アメリカから発表されている。
Adair GS. The hemoglobin system.VI. The oxygen dissociation curve of hemoglobin. J. Biol. Chem., 63,529-545. 1925.

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