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血液(Blood)

血液(Blood)とは

血液は、全身の血管を循環し身体機能を維持するうえで重要な役割を担っており、大量の出血は生命に関わる状態です。
血液は、血漿成分と細胞成分(以下、血球)に分けられます。  

血液成分

血漿成分

血漿成分中には水分の他に各種タンパク(凝固因子、アルブミン等)、脂質、糖質、電解質等の生体維持に欠かせない成分が溶存し、血管を循環し全身に送られます。また、各細胞の代謝物も溶存しており、これらを各種代謝器官へ運搬する抑割を担っています。

細胞成分(血球)

血球には、酸素運搬を担う赤血球(RBC: Red Blood Cell)、細胞性免疫を担う白血球(WBC: White Blood Cell)、一次止血に関わる血小板(PLT: Platelet)があります。これらすべての血球は、骨髄内の造血幹細胞から分化・成熟し、末梢血に出現します。

尚、血清とは抗凝固処理を行わず一度凝固した血液を遠心分離して得られた上清のことであり、血漿と異なりプロトロンビン、フィブリノーゲン等の凝固因子は含まれていません。

参考文献:

矢富裕、通山薫、標準臨床検査学 血液学検査; 1-26, 2012

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