この3症例を含めた症例115例について検討すると21例でD-ダイマーが10μg/mL以上(当院救急でのカットオフ値)であり、またJTASも1,2,3と相関しています。21例の多くが緊急治療を必要とする血栓性、出血性の疾患であり、また一見軽症に見えたものが先の3例です。
- 目次
- POCTについて
-POCTの定義、利点
-救急医療や災害時医療でのPOCT - POCTの文献的考察
-POCTの成果
-救急病棟/CDU(Clinical Decision Unit)
-救急外来
-救急外来+救急病棟/CDU - 当院が目指す救急医療
- 総合救急診療でのPOCT
-クレアチニン値(Cre値)
-乳酸値(Lac値)
-βhCG
-NT-proBNP
-D-ダイマー
-症例1
-症例2
-症例3
-3症例を含めた症例分析
- まとめ-救急外来における診療とPOCTの発展性
元資料:QAジャーナルNo.27(2015年)