現在、当院では重症度、緊急度を重要視した総合救急診療を行っています。当院の目指す救急医療は1)ER診療、2)外傷診療、3)集中治療の3つからなる日本型総合救急診療(General Emergency Medicine)です。これらの現場でPOCTが有効に活用されています。
この重症度、緊急度をサポートするのが“JTAS”であり“POCT”であります。
- 目次
- POCTについて
-POCTの定義、利点
-救急医療や災害時医療でのPOCT - POCTの文献的考察
-POCTの成果
-救急病棟/CDU(Clinical Decision Unit)
-救急外来
-救急外来+救急病棟/CDU - 当院が目指す救急医療
- 総合救急診療でのPOCT
-クレアチニン値(Cre値)
-乳酸値(Lac値)
-βhCG
-NT-proBNP
-D-ダイマー
-症例1
-症例2
-症例3
-3症例を含めた症例分析
- まとめ-救急外来における診療とPOCTの発展性
元資料:QAジャーナルNo.27(2015年)