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NT-proBNPとBNPの現状と今後

Point of Care Testing

NT-proBNPやBNPは、ERではなく外来などにおいては非常に有効な治療評価と成り得ると思います。また敗血症などの予後因子としても可能性を秘めています。さらに現状では原因不明の呼吸不全があったらNT-proBNP/BNPが有用であると言われています。

しかし、PCAS(心停止後症候群)や敗血症等に対するエビデンスは蓄積段階ですので、今後予後の指標としては可能性があり、今後期待されるデータであると考えます。

目次

POCTとは
当院でのPOCT使用の実際
  • 乳酸値(Lac)について:小児における複雑型熱性痙攣と急性脳症の判別に有効

まとめ-POCTの今後の発展・活用

元資料:QAジャーナルNo.26(2014年)

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