まとめ-POCTの今後の発展･活用

免疫血液検査AQT90 FLEX、血液ガスABL800 FLEXともに、その測定は迅速かつ簡単です。かつデータを残せるという点でも非常に優れています。1次救急、2次救急の病院で、臨床検査技師や放射線技師の方々が常に当直している病院ではPOCT機器が無い施設も多いと思います。

しかしPOCT機器があれば、研修医や看護師でも正確な測定が可能となるのです。1次、2次救急でトリアージ後、より高次病院へ搬送するという判断にも役立ちます。

目次

POCTとは
当院でのPOCT使用の実際

• POCT① 緊急検査システムAQT90 FLEX   
  • 測定手順･測定項目
  • βhCGについて
  • NT-proBNPとBNPについて
    • 測定症例①
    • 測定症例(Lacも含め)②
    • 敗血症症例
    • NT-proBNPとBNPの現状と今後
• POCT② 血液ガスシステムABL800 FLEX
  • クレアチニン値(Crea)について
  • 乳酸値(Lac)について
  • STUDY紹介:敗血症

• 乳酸値(Lac)について:小児における複雑型熱性痙攣と急性脳症の判別に有効

まとめ－POCTの今後の発展･活用

元資料：QAジャーナルNo.26(2014年)