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血液ガス用語集 酸素関連パラメータ

FShunt

相対的生理学的シャント
FShunt基準範囲 (成人) [16]: 1〜10 % (0.01〜0.10)

定義

FShuntは肺胞気動脈酸素濃度較差と動静脈酸素濃度較差の比として計算されます。混合静脈血サンプルの測定を行わない場合は、動静脈較差は2.3 mmol/L (5.1mL/dL) と推定して計算します。
肺胞気血中の総酸素濃度は、肺胞気の公式で得られた肺胞気酸素分圧から計算します。
比較的生理学的シャントの体系的記号はFShuntで、分析装置の記号はShunt及びFShuntです。

意味

FShunt (Qshunt / Qtotal )は肺毛細管を通過する間に酸素化されない静脈血の比率または分画です。すなわちシャントした心拍出量と総心拍出量との間の割合です。

シャントは発生するには二通りの可能性があります:
1) 右心系から左心系へ、ガス交換をせずに通過する中隔欠陥症のような真のシャントの存在。
または
2) 炎症や浮腫を伴った肺疾患などがあり、酸素化が不完全になる換気血流障害のような場合。

臨床的解釈

肺外シャントが存在しない場合、 FShuntは、低酸素症に肺がどれだけ関与しているか情報を提供します。
FShuntが高いのは、換気血流比ミスマッチ、例えば非換気領域への血流があることを示しています。

考察

ただ1つの動脈血サンプルからの推定でも、FShuntは動脈血液ガス分析によって知ることのできる肺機能に関してのひとつです。

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