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酸素電極の基本構造と動作原理

酸素電極の基本構造と動作原理

水を電気分解する際に酸素分子があると電流が増加して、電気分解が高速に進む。これはポーラログラフィー以前に、19世紀末にダニールが発見していた。

図の構造でプラスティック膜のないものは19世紀前半にはつくられ、医学生物学の領域でも組織のPo2測定に応用されていた。しかし、血液では分極が強くて、実用性がなかった。

クラークは電極と血液サンプルをプラスティック膜で隔てることにより、「酸素分子だけを拡散させる」ことに成功した。クラークについてはその項目を参照。

図は諏訪作成

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